年金受給者・シニアでもお金が借りられる!おすすめカードローンはこれ

家のリフォームや冠婚葬祭、お金の入り用は、いくつになってもあるものです。シニア世代で、資金が必要になった場合、どんな手段があるのか、申し込みから融資までまとめてみました。

銀行カードローンなら借りられる 

シニア世代でお金を借りるとなると、やはりカードローンが便利です。ひとくちにカードローンと言っても、消費者金融、銀行、地方銀行といろいろあって、それぞれ利点があります。まずは、消費者金融系のカードローンをご紹介。

消費者金融と聞くと、どんなイメージでしょうか。なんだか怖いなと思う方も、いらっしゃるかも知れません。でも実際は、銀行の系列企業も多く、安心して利用できるサービスです。消費者金融の利点は、とにかく早くお金を借りられることです。年金以外にも収入があれば、即日で借りることができます。担保も保証人も不要、さらに無利息期間があるのも助かります。ほとんどの消費者金融は、年齢の上限を69歳としていますが、新生銀行系列のレイクなら、70歳まで可能です。

便利な消費者金融ですが、賃金業法に基づいて営業しているため、総量規制といって、借入金の総額に制限を設ける、新しい規制の対象となっています。まとまった金額の融資が必要な場合は、銀行のカードローンの方が適していると言えますね。

銀行カードローンは無利息期間がなく、即日融資はできませんが、総量規制は対象外です。金利も、消費者金融より低く設定されています。例えば、三井住友銀行のカードローンは、限度額800万円、69歳以下が対象で、金利は4.0%〜14.5%です。三井住友銀行の口座を持っていれば、webから契約ができます。でも、やはり年齢の上限は厳しいですね。70歳以上の人がお金を借りられるところは、ほとんどありません。でも、地方銀行のシニア向けカードローンなら、基本的に74歳まで融資が可能です。

地方銀行は、管轄地域内のみが対象だったり、来店義務があったりするのですが、北海道銀行のカードローンは、口座を持っていない人でも、日本全国どこでも利用可能。来店不要で、インターネットから契約できるのです。74歳以下が対象で、限度額は800万円、金利は1.9%〜14.95%です。しかも、コンビニATMが手数料無料で利用できて、借り入れ、返済に利用できるのです。これは使い勝手がいいですね。

リバースモーゲージの検討も視野にすべき

リバースモーゲージって、ご存知でしょうか?なんだか聞いた事あるという方も多いのではないでしょうか。簡単に言うと、持ち家である自宅を担保に、住み続けながら金融機関から融資を受ける制度です。死亡後は自宅を売却して、融資を一括返済します。リバースモーゲージのメリットは、月々の返済が、金利のみで、元金の返済が不要であること、自宅に住み続けたまま融資が受けられること、幅広い用途で資金の借り入れできることなどが挙げられます。シニア世代に優しい、いいシステムだなと思いますよね。でも、いいことばかりではありません。想定しておくべきリスクもあります。

まずは、長生きリスクです。本来ご長寿は喜ぶべきことですが、生存中に融資枠を使い切ってしまう可能性があるのです。さらに金利上昇のリスクもあります。金利が上がれば、月々の返済額が増加し、負担増となります。最後に不動産価格の下落リスクがあげられます。つまり、担保となる自宅の評価は定期的に見直されます。評価額が下落すると、融資限度額を割り込んでしまい、場合によっては一括返済を求められる可能性もあるのです。

近年は、リバースモーゲージに参入する金融機関が増えて、市場も拡大しています。それぞれの金融機関によって、商品内容や利用条件が異なるので、数社を比較検討するようにしましょう。

年金受給中の場合の注意点

年金受給中でも、お金を借りることはできます。ただし、収入が年金のみの場合、ハードルがかなり上がってしまうのも事実です。年金のとらえ方が、金融機関でマチマチなのです。定期的に支給されるので、安定収入とみなされる場合は、融資対象となりますが、あくまでも生活のためのお金とした場合、返済能力がないと見なされて、ローンの対象外となってしまいます。どうしてもお金が必要なんだけど、収入は年金のみ、という方は、年金担保融資制度の利用も考えてみましょう。

年金を担保にする事で、10~200万円の融資を受けることができます。貸付条件は、厚生年金保険証書、国民年金・国民年金証書、船員保険年金証書、労働者災害補償保険年金証書のいずれかを持っていることです。ただし、この制度は令和4年3月末の予定で申込受付を終了する予定です。年金を受け取っている金融機関の窓口が受付になりますので、気になる方は、早めの相談をお勧めします。

もう一つ、市役所でお金を借りることができる、生活福祉資金貸付制度もご紹介します。生活費や住宅補修、福祉用具の購入、介護サービスを受ける福祉資金などに利用できます。公的機関なので、即日融資は無理ですが、低い金利でお金を借りることができます。条件や金額は、各市町村で異なりますので、住んでいる地域の市役所で確認しましょう。

シニア向けおすすめ5選

 -スルガ銀行リザーブドプラン

  • ・対象年齢:20歳以上70歳以下
  • ・金利:年3.9%〜14.9%
  • ・利用限度額:800万円

保証人不要、対応地域は全国です。来店不要で、電話やインターネットから申し込みできます。スルガ銀行の口座を持っていなくても申し込みができて、コンビニATMから借り入れ、返済ができます。

 -西京銀行シニアローン

  • ・対象年齢:20歳以上80歳以下
  • ・金利:年3.8%
  • ・利用限度額:100万円

年金受給者専用ローンです。年金担保借り入れがなく、西京銀行の営業地区内に住まいのあり、西京銀行で、公的年金を受給している方限定です。

 -プランネルフリーローン

  • ・対象年齢:20歳以上85歳以下
  • ・金利:年18.0%
  • ・利用限度額:100万円

テレビショッピングでおなじみの日本文化センターのグループ会社です。毎月の均等返済で、 最長6年の72回払いまで利用可能です。

 -但馬銀行セカンドライフ応援カードローン

対象年齢:60歳以上74歳以下

  • ・金利:年9.8%
  • ・利用限度額:100万円

但馬銀行で、公的年金を受給していて、年金担保融資(貸付)を利用されてない方が対象。1年ごとに再審査があり、自動更新されます。

 -西京銀行資産活用型カードローン

  • ・対象年齢:60歳以上上限なし
  • ・金利:長期プライムレート+2.0%
  • ・利用限度額:500万円

戸建住宅やマンションを担保にしてお金を借りる、資産活用型カードローンです。登記費用が必要で、抵当権が設定されている物件は利用できません。年金担保借り入れがなく、西京銀行の営業地区内に住まいのある方、西京銀行で公的年金を受給している方限定です。

まとめ

シニア世代でも借入する手段は、いろいろあります。気軽に利用できるものもありますが、ローンの借り入れは、つまり借金です。月々の返済も考えて、計画第一で、利用しましょう。お金の急な入用ができた場合、まずは家族や知人に相談です。一人で悩んでも、良い解決方法は得られないものです。また、市役所や地域包括支援など、困った場合は公的機関にも相談しましょう。

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