クレジットカードのリボ払いの金利の高さは闇金以上!?

少ない金額で返済できるリボ払いのメリット

ある程度高額のお買い物をした時には、クレジットカードについているリボ払いを利用すると便利です。 一度に高額を支払っても、その後少ない金額で少しずつ返済していく事ができますので、生活に大きく影響する事なく、高価な物を購入する事が可能です。 また、今ではクレジットカードの会社に伝えておくと、一括払いに指定したものも全てリボ払いにしてもらう事ができる制度もあります。

一度に大金が手元から出ていくのは生活に支障が出る可能性がありますが、リボ払いを利用する事で高額のものを購入しても少しずつ返済できるのがメリットです。

リボ払いはそこそこの金利が取られている!?

ただ、リボ払いにも落とし穴があります。

高額の買い物をして少額返済できるのは嬉しいですが、ある程度高い金利が適用されている場合が多く、実はかなり高い利息を払っているのです。 リボ払いでは毎月一定の金額になる分、毎月金利がかかる事になります。

一度リボ払いの設定にしてしまうと、その月に10万円以上購入しても、その感覚がなくなってしまう可能性もあります。 金利の設定も15%から17%くらいに設定されているため、もし10万円を約1年かけて返済をすると、利息が1万円前後かかる計算になるのです。 10万円の買い物をしたのに、11万円払ったのと一緒になり、総合的に見ると大きく損をしている事がわかります。

長く払えば、その分利息を多く支払う事に…

リボ払いにしてしまい、それでも1年前後で全ての支払いが終わるのであればまだ良い方です。 その後、また別の買い物をしてしまうとさらに金額を膨らませる事になり、その分の利息もかかってしまいます。 支払っていない金額から利息が計算されて支払うことになりますので、高額のものを購入するほど膨大な利息になっていきます。

中にはリボ払いの手軽さを実感してしまい、そこからずっと10年以上利用してしまう方もいます。 1年で1万円の利息も、10年では10万円払っている事になるので、リボ払いをしているというだけで借りているお金以上に利息を支払う事になります。 この金額がさらに大きくなっていくと、このムダに払ってしまう利息のトータルが30万円になっている人も少なくありません。

キャッシングの方がお得な場合も?

このように見ていくと、リボ払いの利用方法によって金利は闇金融以上になってしまっているかもしれません。 闇金融は何でもありな体制で異常に金利が高かったり、脅されたりと別の事をされる事もありますが、それでもこの状況を見るとリボ払いがお得とは言えません。 知らない間にかなりの利息がかかっているので、実は消費者金融でキャッシングをした方がトータルで安い場合もあります。 一見、キャッシングの方が金利が高く見えても、実は繰り上げ返済が可能であったり、無利息の期間を設けていたりします。

上手に利用すると、利息も0円から何千円かの支払いで済む場合さえあるのです。 いつもより多く返済したい旨をわざわざ借り入れしている業者に言う事なく、コンビニや提携ATMから自分の都合で繰り上げ返済を簡単に行える場合がほとんどです。 キャッシングと聞くと不安になってしまう方もリボ払いは平気な場合が多いですが、実はリボ払いも、支払う利息が莫大になってしまう可能性がある事を理解しておきましょう。

リボ払いは長期化しやすいのが難点

リボ払いの最大の欠点は、毎月一定の金額で返済をすれば良いため借金をしているという気持ちが薄くなってしまう事です。 まるで光熱費や家賃を支払っているかのような気持ちになってしまい、借りていて大きい利息がかかっているという事をいつの間にか忘れてしまいます。 だからこそ、リボ払いがクセになってしまうと返済も長期化しやすくなるのです。

もしリボ払いをしている場合には、一度自分は今までどのくらいの利息を払ってきたのか計算してみると良いでしょう。 ブランドのバック1つ分買えるくらいの利息を払っているかもしれないですし、その事実が分かれば一括で早めに返済する事の良さが心の底から実感できます。

クレジットカードの一括払いは問題ありませんが、リボ払いはキャッシング以上の利息を払う事になりかねません。 ショッピングをする時には、まず自分がこれからいくらの金利を払う事になるのか把握しましょう。

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