失敗しない借り換えのポイント

キャッシングの種類は3つ

キャッシングの借り換えとは、現在利用しているキャッシングを別のキャッシングやローンでお金を借りて返済し、借り入れ先を変更することです。

結局借りている総額は変わらず「何のために?」と思われるかもしれませんが、借り換えを行うことで”金利を下げる”ことができ、返済が楽になる可能性があります。

キャッシングの金利というものは、利用する金融会社によって様々です。もし消費者金融で借りていたとしたら金利は18%程度と高く設定されているのではないでしょうか。消費者金融での借り入れに限らず、月々の返済に占める利息分の比率が高いと感じている方は、より低金利のキャッシングやローンに借り換えを行うことで金利を下げ、月々の返済金額を減らしたり、完済までの期間を短くすることが可能になります。

例えば、100万円の借り入れを行う場合、金利18%ですと単純計算年間18万円の利息が発生します。これは、月額で算出すると15,000円が利息分に相当する計算になります。しかし、金利10%のものだったとしたら、年間10万円の利息となり、月額8,300円ほどで済むことになります。同じ返済金額でも、利息と元金の返済にあてられる金額の比率が異なってくる、つまり元金の減りが変わるということです。

返済の期間で考えてみた場合、例えば同じ毎月25,000円の返済だったとしたらどうなるでしょうか。金利が10%ならば49か月(4年1か月)で返済が終了します。これが、18%の金利では62か月(5年2か月)の返済期間が必要です。 返済終了までに1年以上の開きがあるというのは大きな違いではないでしょうか。

もしも現在高金利のキャッシングを利用しているという方は、低金利のものへの借り換えを検討されてはいかがでしょうか。

借り換えで失敗しないために

キャッシングの借り換えを行うと、金利が減り、月々の返済額が減らせたり、返済期間を短くすることが出来ると説明してきましたが、借り換えるキャッシングやローンを間違えてしまうと効果がありません。

きちんと確認を行わなかったために、実はたいして金利が変わらないキャッシングやローンを利用してしまう方がいます。金利を減らすために借り換えたのに、金利が変わらなかったら意味がありません。

よくある失敗例としては、銀行のカードローンを利用した借り換えがあります。確かに銀行は低金利ではあるのですが、全ての銀行において、どのような借り方をしても総じて低いということではなく、銀行によっては、また借り方・返し方によっては高金利になってしまう場合があるのです。

特にカードローンの場合には、少額の借り入れだと15%程度の金利が設定されているところもあり、借り換え前が消費者金融のキャッシングであったとしても、借り替えで期待したほどの効果を得ることが出来ません。

借り換えの効果を最大限にするためには、現在の金利と比較して、出来るだけ低金利のキャッシングやローンを利用することが大切です。確認を怠ることなく、本当に金利が下がり、自分にとって効果があるのかを見極めた上で行うようにしてください。

また、複数のキャッシングを利用している場合、借り換えを手間だと感じ、少額のものはそのままにしておいて、一番高額なものだけを借り換えようとお考えになることもあると思います。

しかし、まとめて借り換えを行うことで得られる効果がある場合もあります。先ほど例に挙げた銀行のカードローンでは、少額では金利が高く設定されていますが、大きな金額を利用するにつれて金利が下がるようになっているものが多く、1つだけを借り換えた場合よりも、全てをまとめて借り換えることで借入金額を増やしたほうが金利をより低くできる可能性があるのです。

借り換えを行う際の注意点まとめ

・借り換え先は現在の借り入れ先の金利と比較した上でできるだけ低金利のところを選ぶこと
・低金利と謳われているものでも、借り換え金額の状況によっては高金利になってしまうものがあるので注意すること
・銀行のカードローンだからといって一概に低金利とは言えない
・実際に借り換えを行った場合、返済する金利の割合がどのくらい減らせるのかきちんと調べること
・複数のキャッシングを利用している場合は、まとめて借り換えること

借り換えは、金利を下げて返済を楽にするとても有効な方法です。しかし、誤った借り換えでは、期待するほどの効果を得られない場合があります。慎重に検討した上で行っていただければ幸いです。

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