今のキャッシングを切り替える!?借り換えのメリット・デメリット

今支払っているローン・キャッシングの金利はどれくらいですか?

先日車を購入する際、マイカーローンを銀行か消費者金融にどちらにするかお店の方から説明がありました。違いは金利の差。もちろん金利は低い方が良いに決まっています。

金利とは、いわばお金を借りる際のレンタル料といったところです。返済に20年、30年かかる住宅ローンなど長期間返済がかかる場合は金利が低いローンを組んだ方が結果的にお得になります。

キャッシングの金利は利用する金額によっても異なりますが、現行法上3%~20%台の金利で扱われています。 またキャッシングの種類や会社の大きさによっても金利は左右されます。つまり、

消費者金融>銀行系カードローン
中小企業>大手企業

と大手銀行のカードローンが最も低い傾向にあります。なので現在のキャッシング事情において一番低金利を狙うのなら大手銀行のカードローンだと言えるでしょう。

会社によっては最低金利が10%や9%台だったりするところが、大手銀行系カードローンならば4%、3%台も珍しくありません。なので最低金利だけで選ぶならば大手銀行系カードローンが最適だと言えますが、その分審査も厳しいものになると覚えていてください。

自分が必要とする金額の場合は金利がいくらになるのか、を把握することが大事だと言えましょう。やはり大手銀行系カードローンは最低金利以外でも低金利であることが多いですが、条件によっては消費者金融や地方銀行などでも好条件な場合も存在しています。

また実際に最低金利になるかどうかは審査を受けてみないと分かりません。例えば、銀行によっては、100万円のキャッシング枠を希望している申込者が、審査で300万円のキャッシング枠が出た場合は、「300万円のキャッシング枠で契約したほうが金利は低いですよ」と案内してくれる場合があります。

実は利用額上限まで借入する方が、少額の利用額で借りるよりも金利が低くなる可能性もがあるのです。結論、出来るだけ多くの会社の金利情報を調べておくのがキャッシングを利用する上で大事だと言えるでしょう。

しかし、せっかく調べて契約したA社のローンより、B社の方が金利が低かった!と肩を落として諦める必要はありません。その場合は”借り換え”を行いましょう!

借り換えとは簡単に言ってしまえば、既にキャッシングを利用している消費者金融及び銀行などからより条件のよいところに利用したお金をそっくりそのまま借り換えることです。

つまり、A社から30万円キャッシングしていた場合、A社より金利の低いB社から30万円をキャッシングしてそのお金でA社の債務を全額返済すればそっくりそのまま金利の低いB社へと借り換えた、ということになるのです。

借り換えは各種キャッシングを利用する場合において常に選択肢の一つとして考えておくべきことだと言えるでしょう。最初から条件のよい会社でキャッシングを出来ればそれが一番なのですが常にそれが可能であるとは限りません。

条件のよい会社ほどそのキャッシングを利用するための審査基準は高く、時にはベストよりもベターを選択することの方が優先すべきである場合もあるでしょう。そのような場合はとりあえず条件があまり良いとは言えないような会社でも利用しある程度状況に余裕を持てたなら条件のよい会社へと借り換えを検討する、という方法を取るのが最適ではないかと思います。

借り換えのメリット

現在、高い金利で借入れを行っている場合、金利が低いローンに借り換えることで、金利を減らすことができます。

借り換えのデメリット

1. 手数料などの諸費用がかかる

諸費用の金額はそのローンの借入金額や期間、金利などによって異なりますが、30万円から80万円の範囲となることが多いです。借り換えを行うことによって金利の分得する金額から、諸費用を差し引いてもメリットが出るのか慎重に検討することが必要です。

2. 書類の手続きが多い

新しく審査を受けるので審査書類の準備に住民票などを取りに行ったり、契約書類の作成に時間がかかります。また審査が通ったあとも、契約までにある程度まとまった時間が必要になるなど時間の確保もしなければなりません。

またもし引き落とし口座を変更することになるのなら、公共料金やクレジットカードの引き落とし口座を変更したりといった手間も発生します。

勤務先の都合などにより口座を変更できないのであれば、毎月の給与の振り込みのあと指定の口座にお金を移動させなければいけなくなるという手間も借り換えのデメリットにあたるでしょう。

もちろん借り換えにはより審査の基準が厳しくなります。低金利のところに借り換えたいからといって簡単に審査に通るとは限らないのです。また低金利の会社に借り換えた場合でも、返済方法によっては返済総額が借り換え後の方が多くなってしまう場合も考えられます!

短期的な視点で見るか長期的な視点で見るかという違いですが、確かに低金利ならば一度に発生する利息は減るのですが、返済の期間が延びてしまえば結果的に利息が増えてしまう場合もあるのです。

借り換えのポイント

借り換えるローンの支払い方法に着目して、選ぶことが大切です。

同じリボルビング払いでも元利均等方式や残高スライド方式と様々あります。それによっても年間の金利が変わってきますので、返済シミュレーションを利用して、どの支払い方法が一番お得か、調べてみることをオススメします。

また1社だけではなく、複数社から借入れがある方は、できるだけまとめて借り換えをすることがお得です。1社のみから借り換えをして金利が安くなっても、他にも借金があれば大した効果は得られません。

複数の借入れを借り換えて、1つにまとめることで、金利を大きく減らすことができるだけでなく、月々の返済額もかなり少なくなりますので、返済がとても楽に行えるようになります。毎月の返済で苦しい状態にあるのならば是非、検討して頂きたい方法です。賢く借り換えを利用していきましょう。

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