キャッシングの返済を滞納してしまいそうなときに、すべきこと

支払うべきタイミングで支払えなかった時…

キャッシングを利用した際には、必ず決められた日数以内に返済しなければなりません。 消費者金融会社によって違いますが、毎月1回返済か35日ごとに返済かのどちらかになります。 毎月1回でも忘れそうなのに、35日ごとだとさらに忘れそうだという方も多いのではないでしょうか。 返済日を忘れそうだという方のために、口座振替を推奨している消費者金融会社が多くなっています。 口座振替なら、一度設定しておけば後は自動で引き落とされるため返済忘れをほぼなくすことができます。

ただし、自動引落にしてもらうには口座に十分なお金がなければなりません。 もし、入金を忘れて自動引落ができないと延滞したことになってしまいます。 延滞とは、「あらかじめ決めていた返済期日に遅れること」を指します。

滞納するとどうなる?信用情報への影響

それでは、延滞するとどうなるのでしょうか? 1回や2回の延滞はよくあることなので、それほど心配することはありません。 しかし、連続3回以上の延滞、連続していなくても6回以上といった複数回の延滞をすると、いわゆるブラックリストに載ってしまいます。 ブラックリストとは、信用情報機関の金融事故情報を指す俗語です。

いったんブラックリストに載ると、著しく信用度が低下し、一定期間新規借り入れが出来なくなってしまいます。 そのため、延滞しそうな時は早急に対策を立てる必要があります。

延滞しそうな時はまず「電話連絡」

指定された支払日に支払いできず延滞してしまいそうな時は、できるだけ早く金融業者に電話連絡を行いましょう。 ただ、連絡をしたとしても、延滞をしたという事実は変わらず、信用情報機関の個人情報にも延滞の記録が記載されてしまいます。 しかし、電話連絡をすることで金融業者の心象が確実に良くなります。 友人にお金を貸したのに、返してくれる日に返してくれず連絡もなかったらどうでしょうか。 その友人のことを信頼できないと思うでしょう。 同様に、信頼できない顧客と思われたら必ずその後の関係に大きく影響します。

滞納しそうな時はきちんと連絡を取り、「この人はきちんと返済しようとしている」と思ってもらいましょう。 それだけでなく、連絡をすれば取り立ての電話をかけない金融業者がほとんどです。 取り立ての電話がかかってこないようにするためにも、必ず延滞しそうだとわかった時点で事前に連絡しましょう。 延滞の記録が記載されたとしても、その後きちんと返済すれば記録は消えますから安心してください。

返済に関して業者に相談しよう

どの金融業者にも相談窓口があります。 フリーコールを設置している金融業者も多く、営業時間内であればいつでも相談を受け付けています。 延滞しそうな時はまず金融業者の相談窓口に連絡し、今後どのようにすれば良いのか返済について相談しましょう。 返済の相談をすることで、金利の支払いのみで良くなるケースもあります。

基本的に毎月の返済金額は、元金と利息の合計で構成されています。 たとえば、A社で10万円借りた場合、初回の返済金額は10,000円です。 そして、10,000円の返済金額のうち、元金が8,521円、金利が1,479円となっています。 金利の支払いのみで良いということは、1,479円だけ支払えば良いということです。 元金は減りませんが、緊急の場合これなら非常に助かります。

金利のみの支払いは、返済期間を猶予してもらえる感じと思えば理解しやすいのではないでしょうか。

最終的にどう対応されるかは利用する金融業者次第

金利の支払いのみで良いかどうかは、それぞれの金融業者の判断次第です。 今後きちんと支払ってもらえそうだと思ってもらえれば、金利の支払いのみでOKとなる可能性が高くなります。 金利のみでOKになれば信用情報機関に延滞の記載はされず、信用情報に傷がつくこともありません。 その後、きちんと返済すれば何事もなかったかのように振る舞うことができます。

ただ、こうなるかどうかはあくまで金融業者の判断次第なので、確実にこういった対応をしてくれるとは限りません。 そのため、滞納しそうな時は連絡をした後、どうにかして早く返済できるようにお金を工面する事が大切です。

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