20歳未満の未成年でもお金を借りる方法をご紹介

サークル活動や学費、旅行に飲み会など、未成年でも急にお金が必要になる場合ってありますよね。必要に応じて借りられると助かります。でも、未成年の場合、民法の規定によって、契約行為が認められていません。未成年が交わした契約は、取り消すことができるとされているのです。つまり、お金を貸し出す業者からすると、お金を貸したのに、未成年を理由に契約が取り消されて、貸し倒れになってしまうリスクがあるのです。契約取り消しとなれば、未成年は借入金が残っている範囲で返済を行い、使ってしまっていたら返済する必要はないとされています。

なので、未成年の借り入れを受け付けているところは、なかなかありません。でも、本当にお金が必要な場合、困りますよね。

実は、数は少ないですが、未成年でも契約できる場合があります。申込みから借入れまで、順にご紹介します。

未成年がお金を借りる方法①学生ローン

学生ローンとは、名前のとおり学生向けのローン、つまり消費者金融です。消費者金融と聞くとテレビのコマーシャルでよく見かける大手のイメージですが、中小の企業も数多くあります。学生ローンは、主に中小の金融会社が運営していて、実際とてもしっかりしたサービスなのです。中でも、学生ローン専門のカレッヂは42年続く老舗で、20歳以下でも融資を受けることができます。日本国籍があり、高卒以上の大学生・短大生・予備校生・専門学校生であること、アルバイト等で安定した収入があること、が条件になります。

申し込み方法は3つ、直接行って申し込み、フリーダイヤルに電話、インターネット、です。

カレッヂは、高田馬場駅から徒歩1分、黄色い看板が目印です。直接行って、午後2時までに手続きが完了すれば、当日に融資を受けることができます。学生証、免許証か保険証、キャッシュカードを忘れずに持参しましょう。

電話で申し込む場合は、必要事項を伝えて、審査結果を待ちます。審査が通れば、カレッヂのホームページにある送信フォームから、学生証、免許証か保険証、銀行のキャッシュカード、公共料金の領収書又は請求書の画像を送信します。

インターネット申し込みも電話申し込みと同様の流れになります。午後2時までに手続きが完了すれば、当日に融資額が振り込まれます。担保も保証人も必要なく、実家やアルバイト先に確認電話が入ることもありません。安心して利用できますね。未成年の場合、限度額は10万円になります。

でも、融資が受けられたとしても、それで終わりではありません。当然ですが、借りたからには、返さなければなりません。申し込む時から、返済のことも考えておきましょう。カレッヂの実質年率は17.0%、他の大手消費者金融は18.0%ですから、安く設定されています。仮に10万円借りて、3年で返済する場合、3,565円を35回・3,600円を1回で返済、支払い総額は128,375円になります。また、カレッヂカードを利用すると、全国のセブン銀行ATMで返済ができるので便利です。

ホームページのシュミレーション機能を利用するなどして、しっかり返済計画を立てましょう。

未成年がお金を借りる方法②既婚者の場合

お金を借りる場合、未成年ということで対象外となったり、融資額が少なくなったりします。でも、民法753条で、結婚すると20歳未満でも成年として扱われるとされているのです。既婚者なら、未成年でも成人と同様にお金を借りることができるのでしょうか?答えはノーです。あくまで民法上の権利についてであって、この規定が金融機関に適用される訳ではないのです。既婚者であっても、契約に関しては実年齢が基準になります。

未成年がお金を借りる方法③クレカキャッシング

クレジットカードには、ATMですぐに現金を引き出すことができるというキャッシング機能の付いたものがあります。もし、今クレジットカードを持っていて、キャッシング枠がついているなら、未成年でも、お金を借りることができます。あまりにも手軽なので忘れがちですが、キャッシングも借金です。しかも一括返済が前提ですから、返済することを考えて利用しましょう。親に知られたくないという方は、引き落とし口座の名義や、家族カードかどうかも確認する必要がありますね。

また、未成年でも、新たに自分自身のクレジットカードを申請することは可能です。なかでも、ライフカードは、未成年でも手にしやすいクレジットカードです。学生専用のライフカードなら、年会費無料、ポイント還元や、海外旅行傷害保険なども付いて、お得に利用できます。審査通過要件も低く、満18歳以上満25歳以下であること、学生であること、(高校生は不可です。) 未成年の場合は親権者の承認を得ることの3点です。オンラインで申し込み手続きをした場合、最短3営業日後にカードが発行されます。学生専用ライフカードの総利用枠は5万円から30万円、ショッピング利用可能枠は、5万円から30万円、キャッシング利用可能枠は10万円までです。
クレジットカードの総利用枠は、入会審査の結果、ライフカード側が決定します。キャッシング利用可能額の希望を出すことはできますが、あくまでもカード総利用枠の範囲内で、最高10万円までの利用となります。

基本的にキャッシングの借り入れは、一括払いでの返済が原則ですから、無理のない範囲で利用しましょう。

未成年がクレカ審査を通るコツ

クレジットカード申し込みの際、何気なく記入したり、入力したりしていますが、提供した情報は、全て個人信用情報機関に登録されます。そして、加入している企業で共有されているのです。同時に、あるいは1ヶ月以内など短期間に、複数枚のクレジットカードを申し込むと、お金に困っている要注意人物とみなされる可能性があります。審査の結果が心配でも、カード会社を絞って申し込むことが重要です。また、申し込む時に、お金を借りる限度額、つまりキャッシング枠を申請しますが、あまり大きな金額にすると、やはりお金に困っている印象になり、審査に影響が出ます。あとから設定することもできるので、キャッシング枠は0円で申請すると、審査は通りやすいです。

また、未成年ですと、契約には親の同意のサインが必要ですが、黙って勝手にサインしたりすると、これも審査に引っかかります。しかも、最悪の場合「私文書偽造等の罪」(刑法第159条)として、1年以下の懲役又は10万円以下の罰金を課せられる場合があります。正直に、ありのままを提出するのが、審査を通るコツと言えます。事実と違う情報で申し込みをして、虚偽と判明した場合、審査落ちとなります。

一度審査に落ちてしまうと、半年間履歴が残りますので、その間、別のクレジットカードに申し込んでも、審査は通らなくなります。申し込みは正しく、丁寧に記入、入力するようにしましょう。

まとめ

未成年で融資を受けることは、なかなか難しいですが、不可能ではありません。どうしてもお金が必要になった場合、1人で悩まずに、家族や友達に相談することが大切です。人に話すことで客観的に考える余裕が生まれます。本当に必要なお金なのか、もう一度考えてみることもできますね。

また、借金する以外の方法を考えてみるのもひとつです。給料の前借りを相談してみる、日払いのバイトに応募する、私物をオークションに出品、買い取り業者に売却するなど、お金を借りる以外にも、できることがあるかも知れません。

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