低金利カードローンは審査が厳しい！注意点と活用法まとめ

急にお金が必要な時に便利な低金利カードローン。カードを作ると設定した限度内でお金が借りられるため、困った時にも対応できます。しかし、低金利カードローンは誰でも簡単に利用できるわけではありません。

カードを作成する際には審査もありますし、返済のことを考えて計画的に活用することが大切です。そこでこの記事では、低金利カードローンの注意点と活用方法をまとめてみました。これから低金利カードローンを利用してみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

低金利カードローンの注意点①審査が厳しい

同じ低金利カードローンでもそれぞれ金利が異なります。金利が低いカードローンは返済時の負担も低いため、多くの人が利用したいと考えます。しかし、誰でも低金利カードローンを利用できるわけではありませんので注意しましょう。

一般的に金利が低いほど、カードを作る時の審査が厳しくなっています。安定的に高い収入を得ている場合は審査も通りやすくなっていますが、収入が低い場合や安定した仕事を持っていなと審査に落ちてしまいカードを作れない可能性が高いでしょう。カードローン会社は明確な審査基準を公開していないため、どのようにすれば審査に通るかは、はっきりとは分かりません。

基本的に「安定した収入があり返済能力がある」「信用情報に問題がない」という2つの点が重視されています。低金利カードローンを利用したい場合には、審査が厳しいこともあると覚えておくと良いでしょう。

低金利カードローンの注意点②最低金利が提供されないケースが多い

カードローン会社が広告などに記載している金利には幅があります。同じ商品でも「最低金利4.0%～最高金利14.5％」など、最低金利と最高金利に差があるのが一般的です。最低金利で借りることができれば返済時の負担も少なくなりますが、ほとんどの場合表示されている最低金利が提供されないケースとなっているため注意が必要です。

カードローンは借りる金額ごとに各社の金利が決まっていて、金額が多ければ多いほど金利が低くなる仕組みとなっています。例えば、あるカードローン会社では700万円以上借りなければ最低金利は提供されません。しかし、700万円以上のローンが可能な審査に通るのはとても厳しいですし、基本的に収入以上のお金を超えるローンはできないため、最低金利が適応されることはほぼないと言えます。

また、金額によって決められる金利にも幅があるので要注意です。「100万円の借入で金利が12％～14.5％」と決められている場合、審査によって範囲内で金利が決定します。同じ金額を申し込んでも、リスクが低い人は12％、リスクが高い人には14.5％がそれぞれ適応されることがあります。実際にどの金利が適応されるかは、審査を通らないと分からないので、最低金利だけでカードローン会社を決めないようにしましょう。広告に書かれている最低金利が提供されるケースは滅多にありません。

低金利カードローンの活用法

どの金利が提供されるか分からないので低金利カードローンを利用するのが不安という人も多いと思います。しかし少額でも借入可能で用途にも制限がない低金利カードローンは、上手に活用することで、とても便利な商品になります。住宅ローンやマイカーローンとは異なり、自由に使い道を選べるのが大きなメリットです。低金利カードローンの使い道として多いのは趣味や娯楽・旅行などの費用、食費、家賃の支払いなどがあります。

カードローンは1度審査を通過すれば、次回からは審査を受ける必要がないので、急にお金が必要になった時に利用できます。例えば新生活で引っ越し費用や子供の教育費かかる時、友人の結婚式で出費がかさむ時などに低金利カードローンを活用するのがおすすめです。突発的な出費は誰にでも起こりうることなので、いざという時の対策があると安心できます。

また、低金利カードローンと言っても借りる期間が長いと返済額が増えてしまうので、なるべく早く返済することがポイントです。毎月の返済額が決まっている場合でも、繰り上げ返済をすればその分、元本が減り金利負担も少なくなります。ローン会社によっては「初回30日間無利息」などの無金利のキャンペーンをおこなっているところもあるので、チェックしてみましょう。

カードローンを利用する際には各社の審査時間、金利、必要書類などを事前に確認して自分に合ったサービスを選ぶことも大切です。低金利カードローンは賢く使えばとても便利なので、上手に活用してみてください。

低金利カードローンのおすすめ

低金利カードローンは様々な会社が提供していますが、おすすめは銀行系のカードローンです。銀行カードローンは銀行が貸主となってお金を貸しているサービスとなっています。ほかにも消費者金融でもカードローンを提供していますが、銀行カードローンにしかないメリットがあります。

まず、銀行系のカードローンは消費者金融より低金利で、借りられる限度額も大きくなっています。消費者金融は年収の3分の1までの借入が可能ですが、銀行では利用限度額まで借りることができます。高額の借入を希望する場合は、銀行カードローンの方が良いでしょう。また、一般的に銀行の低金利カードローンは消費者金融に比べて審査が厳しいと言われていますが、普段から給与振り込みなどで利用している銀行なら取引の実績があると判断され、審査に有利になる場合もあります。

普段から利用している口座が銀行にあれば、カードローンのために新しく講座を開設する必要はありません。使い慣れている銀行で借入ができます。さらに、手持ちのキャッシュカードにカードローン機能を付けることも可能です。その場合、口座から引き落とされる時に残高が不足していると、自動的にカードローンから借入ができることもあるので、残高不足の心配がなく安心です。

毎月の返済も、銀行の低金利カードローンならスムーズにおこなえます。毎月指定した日に口座から自動的に返済額が引き落としになるので、返済するために振込に行く手間が省けます。

ただ銀行カードローンを利用できない人もいます。

• ・他社への返済を3ヶ月以上滞納している
• ・他社への返済を2回以上滞納している
• ・複数のカードローンに同時に申し込んでいる
• ・過去10年間で自己破産している

いずれかに該当している場合は、銀行カードローンの審査に通過することができない可能性が高いでしょう。銀行カードローンは信用情報を重視しているため、上記に当てはまると借入ができません。

まとめ

低金利カードローンは急な出費がある場合にとても便利です。少額でも借入ができ、使用用途にも制限がありません。1度審査に通れば次回からは審査の必要もないので、生活の困った場面で頼りになる存在となるでしょう。

低金利カードローンのなかでも、おすすめなのは銀行カードローンです。消費者金融よりも低金利で、限度額も大きく設定されています。しかし、便利だからと言っても誰でも利用できるわけではありません。低金利カードローンは審査が厳しく、表示されている最低金利が提供されないケースも多くなっています。

カードローンを利用する際には、金利、審査時間、必要書類などを比較して自分に合ったところを選ぶようにしましょう。低金利カードローンを賢く活用して、普段の生活に役立ててみてください。