無利息でお金を借りられる？

キャッシングを利用するにあたり、必ずついてくる、利用者にとっては厄介なものといえば金利手数料です。利用する以上、避けては通れない金利手数料ですが、もしも少しでも少なく済むのならば、それに越したことはないと考える方は多いはず。現在、沢山のキャッシング会社がサービスを展開しており、利用してくれる方（ユーザー）を日々取り合うような状況となっています。

そんな競合ひしめくキャッシングサービス業界で、より多くのユーザーに選ばれるために”キャッシング利用時の無利息期間”が設けられているサービスがあります。無利息期間とは、読んで字のごとくキャッシングを利用する際に発生する”利息”を無料にしている期間のことで、該当期間中に返済を行えば、なんと利息なしで利用することが可能になります。

利息があることで成り立っているキャッシング会社にとって、無利息で利用できる期間を設けてしまうことは百害あって一利なしなのでは？と思いませんか。しかし、各社が利用者を奪い合っている状況だからこそ「一度利用してみてもらう」ことがキャッシング会社にとってのメリットとなり、そのおかげで利用者にとって魅力のある無利息サービスが提供されるようになりました。

キャッシング会社が、他社との差別化を図り利用者を増やすことに力を入れていく中で、サービスが多様化し、利用者にとってよりメリットのあるサービスが生まれています。利用の際には、サービス内容をよく確認し自分に合った方法を選択するようにしましょう。

無利息期間は主に2つのパターン

無利息期間が利用できる条件は各キャッシング会社によって異なります。各社傾向をまとめると大きく2つのパターンに集約されています。

初回借入時に無利息期間を設ける

初回のキャッシング利用時に無利息期間を設けている場合です。サービスを提供しているキャッシング会社を「はじめて」利用する場合のみとされていることが多く、7日～30日間前後を無利息期間として設定されていることが多くなっています。初めて利用する際に、気になる利息を無くすことで借りることへの負担を軽減するためと、はじめての利用では返済をし忘れてしまうこともあるため、返済予定日までフォローできる日数が提示されていることが多くなっています。

条件を満たすことで無利息期間を長くすることができる

各キャッシングのサービスを利用する際に、その会社の会員になるという条件だったり、返済期日や借り入れ金額のうちの一定金額に対してなど条件に応じて得ることができる無利息期間です。条件によっては180日など長めの期間を利用することができ（こういった場合は借入金額が低いケースが多い）、自分にあった方法を選ぶことができるのが特徴です。

上記の2つのパターンを合わせもっている会社などもあり、選ぶ幅は様々です。利用する側が利用しやすい会社を選んでいくことができるのも、キャッシングのメリットと言えます。

利用者にとってメリットがある無利息期間ですが、利用に際していくつか注意しておいた方が良いことがあります。
●無利息期間を過ぎたら利息が発生
●多くの場合「はじめて」利用した人に限られたサービス

当たり前ですが、無利息期間がすぎれば設定された金利での利息が発生します。無利息期間中に完済すれば、問題はありませんが、もしもすぐには全額返金できないという場合には、最初から低金利のサービスを利用した方が結果としてかかる金利が抑えられ、負担が軽減されるという可能性もあります。目先の無利息期間に惑わされることなく、返済の計画を立ててから利用することをお薦めします。

また、ユーザーを獲得するために提供されているサービスですので、各キャッシング会社を「はじめて」利用する方に限られている場合が多くなっています。軽い気持ちで初回を使ってしまうと後々「今こそ無利息が必要だった」ということにもなりかねません。2回目は利息がかかってしまう、無利息は今回だけだということを理解したうえで、利用のタイミングをよく検討することが大切です。

とはいえ、利用者にとってメリットであることは間違いありませんので、無利息期間は上手に使いこなしていきましょう。