外国人のキャッシング審査条件とは?

2019年7月で日本の外国人の割合は日本全体の2%になりました。数にすると約226万人です。現在もその数は増加しており、特に外国人労働者として働く若年層の比率が高まってきています。国は変われどもお金が必要になる瞬間は必ずあります。では外国人の方がお金を借りようとした際、キャッシングサービスや融資を受けられることは可能なのでしょうか?審査は通るのでしょうか?今回はこの内容をお話していきます。

外国人は永住権を持っていないとお金を借りられない

第一前提として、日本に永住権を持っていないとキャッシングができません。日本の金融機関を利用するには基本的に永住権が必要になります。

日本に旅行や観光目的できている外国人にはキャッシングは利用できません。永住権を持っている外国人であれば、審査も比較的簡単に通ります。

ところがそうでない場合はまずキャッシングの審査に通ることがありません。日本に定住していたとしてもいつ外国や自分の国へ帰るのかわからないからです。まずは日本に居住していることが融資の条件になります。ただし近親者や保証人が日本にいれば可能な場合もあります。また大手の消費者金融では「外国人登録証明書」や「在籍カード」でお金を借りられる場合があります。

銀行のカードローンを組みたいと考える場合、永住権を持っていることが必須条件です。みずほ銀行や楽天銀行などいくつかの銀行は、外国人対応のカードローンを利用することができます。

消費者金融は銀行と比べ若干申し込みの条件は緩和されます。アコム・プロミスなどの大手の消費者金融機関は外国人対応のカードローンを受け付けています。また最近では即日キャッシングも可能になってきています。

サービスの内容が理解できる日本語能力が必要

次に必要なのが語学力です。契約は直接本人と金融機関で行われるので、書類に書かれた契約内容が理解できないと、返済方法や金利など複雑なキャッシング体系がうまく機能しません。

ローンでもキャッシングサービスでも同じことが言えますので、ある程度日本語能力が上達してからが良いでしょう。日本語の内容がよく分からずに契約してしまった場合はトラブルが起きる場合も考えられます。

また、英語や中国語などのメジャーな言葉を使っている国の外国人ならまだいいのですが、ちょっとマイナーな国の言葉を使っている外国人であれば、話が通じなかったりします。また通訳を用意するにしても、そのようなサービスをやっていない消費者金融業者もありますので、対応に難しいところがあるといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。外国人の方がキャッシングサービスや融資・ローンを組みたいと考えている場合、

・外国人は永住権を持っていないとまずキャッシングサービスは受けられない。
・契約内容を理解できる日本語能力が必要。
は絶対条件になります。

融資に関しては、外国人でも融資が可能な消費者金融業者ももちろんあるようです。ところが、実際のところはかなり融資は難しいようです。しかし、外国人対応の消費者金融業者は、外国人に対しての融資にノウハウを持っていることがあります。

また、外国人が一人だけで日本に住んでいるというケースだと、確実に融資は難しくなりますが、日本に知り合いや近親者がいるときには、少しだけ可能性が出てきます。

たくさんの外国人向けの融資実績があるところを選んだほうが、確実にキャッシングを利用することができるでしょう。

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